こんにちは、マクシブ総合会計事務所です。
経理担当者や経営者の中には、こんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
月次決算は単なる数字の集計ではなく、経営判断の基礎となる重要な業務です。正しい帳簿を作成し、誤りや漏れを早期に発見することで、税務リスクを減らすことにつながります。
本記事では、特に帳簿全体の基本的なチェックや現預金・売掛金に絞った重要チェックポイントを、実務で役立つ具体例を交えて解説します。さらに、帳簿チェックの際に役立つ マネーフォワードクラウド会計(MFクラウド会計) の便利機能も紹介します。
目次
「仕訳帳」の重複チェック機能で記帳ミスを一目で把握
残高試算表によって各勘定科目に前年・前月との比較で異常値が出ていないかチェックします。
例:先月50万円の水道光熱費が今月100万円になっている場合、二重計上の可能性があります。
「推移表」「前期比較」で科目別残高を簡単に比較
勘定科目や補助科目の本来ありえないマイナス残高は要注意です。マイナス残高が大きくなる前に、原因を調査して修正しましょう。
たとえば、売掛金や仕入債務にマイナス残高が出ると、売上や仕入れの計上漏れや入出金の誤処理の可能性があります。
「試算表」で勘定科目別、補助科目別にマイナス残高がないか確認
・科目別に総勘定元帳をレビューし消費税区分が適切か確認しましょう。
例:交通費なのに軽減税率が使用されていたり、課税仕入10%を誤って課税売上10%として登録していたりするケースがあります。
・海外取引(輸出や輸入)の消費税区分も適切に登録しておきましょう。
・請求書や領収書が適格請求書発行事業者から交付された「適格請求書」か、そうでないかによって適切な消費税区分を設定しているか確認しましょう。
「消費税集計」で科目別の消費税区分を一覧で確認
現金や預金の残高チェックは、経理の基本中の基本です。
帳簿からは分からない実態とのズレが、後々の決算や税務調査で問題になることがあります。
小口現金は、原則として毎日、最低でも毎月末のチェックが必要です。 預金は、月末に1回必ず照合するルールを設けると安心です
売上の計上漏れや誤計上は、会社の業績把握を困難にし、資金繰りの不透明さを生み出す原因になります。
(1)総勘定元帳や補助元帳の残高と売掛台帳・請求書・入金記録の突合
(2)実現主義に基づく計上
実現主義(出荷基準、引渡基準等)により売上を計上できているか確認しましょう。特に期末は売上の計上漏れがないか、念入りに確認しましょう。
(3)マイナス残高や前受金との処理の確認
取引先ごとに前月売掛金残高、当月売上高、当月入金額、月末売掛金残高が一目でわかるように会計帳簿の中で取引先毎に補助科目を設定して管理するか、または販売管理システムにより会計システムとは別で管理することをおすすめします。
今回は、現金預金・受取手形・売掛金の3つのポイント を解説しました。 ポイントを押さえ、毎月チェックリストとして運用することで、次の効果が期待できます。
また、MFクラウド会計を組み合わせることで、照合作業や残高確認、売掛金管理を効率化でき、作業負担の軽減も可能です。
次回の記事(パート2・パート3)では、在庫・固定資産・負債・損益科目 のチェックポイントを詳しく解説します。 このパート1・2・3組み合わせることで、経営者や経理担当者向けの「月次決算チェック完全ガイド」が完成します。
東京都中央区のマクシブ総合会計事務所では、税務に関する関する最新情報や、お客様の状況に応じた適切なアドバイスを提供いたします。ご不明な点やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
経理代行サービスや節税対策はもちろんのこと、給与計算、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートも承っております。
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監査法人トーマツに入社し会計監査及び株式公開支援業務に従事。その後、野村證券株式会社において資金調達やM&Aに関する財務戦略の提案業務を手掛け、また、ベアー・スターンズ証券東京支店では不動産融資及び証券化業務に携わる。
2008年に独立し、マクシブ総合会計事務所及びマクシブ・アドバイザーズ株式会社を立ち上げ代表に就任。